エクアドル人の妻が日本に半年間住んでみて思うこと
¡Hola!
どうもこんにちは、カンティートです。
前回の記事でも書いたように、エクアドル人の妻が日本に来てから半年ほど経ちました。早い…
そこで、日本に数ヶ月間住んでみた感想を妻に聞いてみたので、今回はそれについて話していきたいと思います。
日本の治安の良さは神レベル
妻が日本に来てから一番感動していることは、やはり治安の良さでした。
もともと妻は治安の悪い南米のエクアドルに住んでいたのもあって、エクアドルと比較したときの日本の安全さにはとても驚いていました。
僕自身もエクアドルに初めて行ったときは、正直かなり怯えながら毎日を過ごしていました。
外出さえしなければ特にそこまで治安の悪さは感じませんが、食料などを調達するためには必ず外出しなければいけないため、出かける時は常に気を遣ってしまっていました(強盗に襲われてもいいように、多少の現金を靴の中やズボンのポケットに入れる、スマホは外では必ず出さない、人通りの少ない道には立ち入らない、など)。
そんな生活は正直、とても疲れます。
僕はエクアドルはとても好きですが、治安が悪いとやはり普段の生活に支障が出てきてしまうので、住むならやはり日本がダントツ一番だなと実感しました。
僕ら日本人は、日本に生まれ日本でふつうに何不自由もなく生活ができている、ということにもっと感謝すべきだと思います。
食べ物の清潔さに感動
日本のスーパーで売られている食品は、諸外国と比較すると衛生面がしっかりしているものが多いです。
先進国の中でも、日本の食品の清潔さはかなり高い方だと思います。
エクアドルでは、パイナップルやバナナなどのフルーツが、泥や砂まみれの地面に平気で置かれて販売されていることも珍しくなかったです(笑)
もちろんスーパーではしっかり販売されていますが、それでも野菜や果物のまわりに大量のハエが飛び回っていたこともありました(笑)
そのせいか、僕の妻のエクアドルの家庭では、買ってきた野菜や果物はまず石鹸で洗うそうです。驚きですよね…
別にエクアドルのことを悪く言っているわけではありません。
このような国は、まだまだたくさんあるのが現状だし、それどころかその生活水準をさらに下回る国もまだまだ多いのが現状だからです。
それこそ妻が言うように、日本が恵まれすぎているんです。
他の先進国もそうだとは思いますが、それでも日本の食品の衛生面のレベルの高さは世界でもピカイチでしょう。
日本ではりんごの皮を剥かずにそのまま食べることができても、エクアドルでは同じことをする自信がありません。
四季があること
日本には春夏秋冬がありますよね(^^)
春は桜が咲き、花見をしに公園に行き、夏は海やキャンプ、秋は紅葉がとても綺麗で、冬は雪が積もり、ウィンタースポーツを楽しむ。
もちろん四季があるのは日本だけではありませんが、エクアドルでは、港湾部では年中を通して暑く、山間部では年中気温が20度前後の常夏で、一年中季節が変わりません。
それはそれでまた良いと僕は思いますが、やはり一年を通して四季があると、季節によって服装を変えたり、季節ごとのイベントやアクティビティを楽しむことができるなど、個人的には楽しみが多いと思っています。
また、春夏秋冬それぞれの季節を感じさせる歌が多いことも、日本の大きな特徴の一つです。
一年中似たような天気が続くエクアドルに住んでいた僕の妻からすると、それは新鮮で楽しいと言っていました。
生活の快適さ
日本には便利なものがとても多いですよね。
例えばショッピングでは、ネットショッピングの種類がたくさんあり、支払い方法も豊富に存在します。
Amazonや楽天市場、ヤフーショッピング、ZOZOTOWNなど、自宅にいながら買い物ができるのはとても便利です。
しかも、支払い方法もクレジットカードやPayPay、交通系電子マネーなど多数のキャッシュレス決済のオプションがあるので、僕の妻は、日本ではもはや現金を持ち歩かなくてもいいということに感動していました。交通機関も、スマホのおサイフケータイやApple Payで利用できちゃいますしね(^^)
また、24時間営業の店舗が多いのも、いざというときにとても便利です。
都市によりますが、エクアドルを含む南米では日が暮れると治安が悪化するため、街のレストランやショッピングモールは比較的早めに閉店されます。
昼間は多くの人で賑わっていても、夜になるととたんに誰もいなくなります。
そのため、僕がエクアドルに住んでいたときは、いつも時間を気にしながら行動しなければいけませんでした。薄暗くなると治安が悪化しますからね…
日本のように、変な気をつかわずにいつでも好きなときに外出できるのはとても快適です。
日本人は礼儀正しい
エクアドルから来た妻がいつも驚くのは、日本人はとても礼儀正しい、ということ。
街中にほとんどゴミが落ちていないことや、店でのレジ待ちの際に横入りをせずに順番に待つことなど、日本人の常識のレベルの高さにはいつも驚いています。
日本に住んでいる僕らからすればそれはごく普通のことかもしれませんが、エクアドルでは町中ゴミだらけは当たり前、レジや駐車場待ちでの横入りは日常茶飯事です(笑)
エクアドル全体が、というと語弊があるかもしれませんが、それでも日本人の基本的な常識レベルはやはり高いです。
日本語はとても難しい
日本はとても素晴らしい国ですが、日本語はやはり難しく、僕の妻も現在かなり苦戦しています(笑)
スペイン語などのヨーロッパ諸語と日本語には違いがかなり多いため、習得するのにかなりの時間を要します。
僕の妻の場合、聞いて理解することは大分できるようになってきてはいますが、自分から話すことはまだできません。
読み書きに関しても、他の言語と比較して日本語の読み書きは特に難しいため、妻が日本語を習得するまでまだまだ時間がかかりそうです。
まとめ
ここまでの内容をまとめると、日本はあらゆる面で、日常生活を送るのには優れた国である、ということが改めてわかります。
僕自身も妻に言われるまでは気づかないくらい、当たり前のことだと思っていましたが、僕ら日本人は、自分がどれだけ恵まれた環境で暮らせているのかをもっと自覚すべきだと思います。
エクアドルは発展途上国なんだから当たり前だろ、と言う声が聞こえてきそうですが、先進国のなかで比較しても、日本の生活水準のレベルはとても高いです。
衛生面に優れた食品、日常生活における利便性、治安の良さ、季節ごとのイベントやアクティビティなど、日本はどれをとっても素晴らしい国だと改めて思わされます。
これも妻との出会いがなければ、あまり実感がわかずにいたかもしれません(^^;)
妻が今後僕と日本に住み続けることでまた何か思うことが出てくるかもしれないので、そのときはまたアップデートしたいと思います(^^)
それではまた!
¡Chao!