エクアドル人の妻との日常🇯🇵🇪🇨

エクアドル人の妻との日常生活や特技であるスペイン語、自分の好きなコトなど、マイペースに更新していきます(^^)

スペイン語講座(3)接続法

¡Hola!

どうもこんにちは、Kantitoです。

 

今回はスペイン語学習者にとって大きな壁とも言われる「接続法」について、僕なりに解説していきたいと思います。

 

接続法とは

以前の記事でも触れましたが、スペイン語には、英語には存在しない「接続法」と呼ばれるものがあります。

www.kantito-marita.com

そのため、スペイン語学習者の大半の方がここでつまずいてしまうようです…

しかし!

一見難しそうでも、一度コツをつかんでしまえばそんなに難しいことはありません。

また、接続法という名前を覚える必要も全くありません。

接続法の解説に入る前に、まずは接続法の基本的な活用をおさらいしていきたいと思います。

 

-AR動詞の接続法の活用

hablar(話す)

Yo hable

Tu hables

El hable

Ella hable

Usted hable

Nosotros hablemos

Ellos hablen

Ellas hablen

Ustedes hablen

 

llegar(着く、到着する)

Yo llegue

Tu llegues

El llegue

Ella llegue

Usted llegue

Nosotros lleguemos

Ellos lleguen

Ellas lleguen

Ustedes lleguen

 

-ER, -IR動詞の接続法の活用

comer(食べる)

Yo coma

Tu comas

El coma

Ella coma

Usted coma

Nosotros comamos

Ellos coman

Ellas coman

Ustedes coman

 

mentir(嘘をつく)

Yo mienta

Tu mientas

El mienta

Ella mienta

Usted mienta

Nosotros mentamos

Ellos mientan

Ellas mientan

Ustedes mientan

 

どうでしょうか?

接続法の活用はこんな感じです。意外と単純ですよね(^^)

しかし、こうも単純にいかないのが、接続法の嫌なトコロでもあります…

 

不規則的に活用する接続法の動詞

接続法には、例外的に不規則に活用する動詞がたくさんあります。

そのため、そういう動詞の活用は一つずつ暗記していく必要があります…

今回は、その中でも特に重要で使用頻度が高めの動詞をいくつか紹介したいと思います。

 

tener(持つ)

Yo teng

Tu tengas

El tenga

Ella tenga

Usted tenga

Nosotros tengamos

Ellos tengan

Ellas tengan

Ustedes tengan

 

hacer(する、作る)

Yo haga

Tu hagas

El haga

Ella haga

Usted haga

Nosotros hagamos

Ellos hagan

Ellas hagan

Ustedes hagan

 

saber(知っている)

Yo sepa

Tu sepas

El sepa

Ella sepa 

Usted sepa

Nosotros sepamos

Ellos sepan

Ellas sepan

Ustedes sepan

 

ir(行く)

Yo vaya

Tu vayas

El vaya

Ella vaya

Usted vaya

Nosotros vayamos

Ellos vayan

Ellas vayan

Ustedes vayan

 

いかがでしょうか?

不規則に変化する接続法の動詞は他にもたくさんありますので、ぜひ頑張って覚えてみてください(^_^;)

 

接続法はどんなときに使われるのか

さて、ここからが本題となります。

「接続法の活用はわかったけど、接続法っていつ使うの?」

そんな方のために、僕なりに説明していきたいと思います。

 

文の主体と動作の主体が一致しないとき

少し難しく、かつ一番適切な言い方でいうと、「主節」と「従属節」の主語が別々のときは接続法を用います。…といっても、

 

「従属節」って何?」

 

って思われる方もいるかと思いますので、一番簡単に言ってしまうと、

文の主体と動作の主体が一致しないときに「接続法」を用います。

どういうことかというと、

 

Quiero ayudarte.

君のことを手伝いたい

 

この文の場合、文の主体と動作の主体がどちらもYo(わたし)にかかっています。

しかし、次の文ではどうでしょう。

 

Quiero que me ayudes.

(君に)手伝ってほしい。

 

こちらの文では、文の主体はYo(わたし)ですが、動作の主体はTu(君)となっています。

他にもいくつか例文を挙げていきます。

 

Espero verte pronto.

早く君に会えたらいいなあ。文の主体、動作の主体ともにYo

 

Espero que veas pronto a tus padres.

早く(君の)両親に会えたらいいね。文の主体はYo動作の主体はTu

 

Nesecito comprar una nueva computadora.

新しいパソコンを買わないといけない。

 

Nesecito que mi padre me compre una nueva computadora.

お父さんに新しいパソコンを買ってもらわないといけない。

 

Mi mama no permite que tengamos un perro.

お母さんは犬を買うことを許してくれない。

 

いかがでしょうか?

いつ接続法を使うべきか、大体の感覚はつかめていただけたかと思います。

 

間違っても気にしない

一番大事なことは、接続法が難しくてつまずきそうになったり、間違ったりしても気にしないことです。

なぜなら、ぶっちゃけ接続法の使い方を間違っても、ネイティブは理解できるからです。

人によって多少は「ん?」とはなっても、外国人だし、「ああ、こう言いたいんだな」と理解してくれる人が大半なはずです。

私たちも、日本語がカタコトな外国人が言おうとしていることを、推測することはできますよね?

なので、変に自分にプレッシャーをかけすぎずに気楽でいることが、言語を学ぶモチベーションを維持し続ける秘訣と言えます。

初めのうちは文法間違いなど気にせず、どんどん間違っていきましょう(^^)/

一番大切なのは、間違うことを恐れずにどんどん話すことです。

 

 

いかがだったでしょうか?

今回は接続法について、軽くお話ししてきました。

以前の記事でも述べていますが、言語を学ぶ際は深く考えすぎる必要はありません。

私たちが日本語を自然と話せるようになっているのと同じです。

もちろん、自動車免許のように、初めに土台となる部分をしっかりと理解することは大切ですが、その後は何度も同じことを繰り返していくうちに、自然と習得していくものです。

私の記事を読んでくださっているみなさんは、ある明確な目的があってスペイン語を勉強しているはずなので、モチベーションを崩さずに楽しみながら学ぶことが大切です。

 

それではまた!

¡Chao!